母音

・イの発音

口を自然に横に開きます。舌先は基本的にどこにも接触させません。前舌と中舌を硬口蓋に近づけます(接触はさせません)。発せられた息が、上歯の裏の歯茎に向かって飛んで行くようなイメージで発音します。

  • エの発音

口を「イ」よりは閉じるように緩ませます。前舌と中舌を「イ」の状態よりも、やや下げます。舌先は、下歯の裏に接触しても構いません。前舌と中舌の上下の位置によって、発せられる音のニュアンスが変化しますので、下の位置を特に意識しておきましょう。発せられた息が、「イ」よりは少し喉側の、軟口蓋の始まりのあたりに当たるようなイメージです。

  • アの発音

口は「エ」よりもさらに緩ませます。自然に口を開けたような状態に一番近いと言えます。舌は全体を弛緩させて、下顎にべったりと横たわっているような状態です。けっして、力強く下顎に押し付けることのないように気をつけてください。舌先は自然に置くような感じで、下歯の裏に当たっているようにします。発せられた息が、「エ」よりもさらに少しだけ喉の方に近い箇所に当たります。

  • オの発音

口は「ア」から少し尖らせたような形になります。舌全体がやや喉の方へ引っ張られた状態になります。舌先は下歯の歯茎から離れます。奥舌がやや浮きます。発せられた息が硬口蓋の中間部分に当たるようになり、音声が突き抜けて行くというよりは口腔の中で響き渡るイメージです。

  • ウの発音

口は「オ」よりもさらに閉じられた形となります。閉じるために力まないように、自然にやや閉ざされた形で安定するようにします。舌は「オ」よりも一層、喉の方に引っ張られます。舌先は完全に下歯の歯茎から離れています。発せられた息は、軟口蓋の部分の当たるようになり、口腔の根元の部分で音が鳴り響くイメージです。