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レガート

音を要素ごとに区切って発声するスタッカートと反対に、複数の音を滑らかに区切りなく発生する方法を、レガートと言います。

レガートで流れるような長い音を出し、スタッカートで明確な区切りを与える。このようにしてメロディーは滑らかさやリズミカルさを表現しますので、この二つの発声方法は歌唱において非常に重要な基本の技術となります。

レガートで歌うということは、複数の音を滑らかにつないで、かつ同じ強さ、同じ響きを保つということになります。非常に一般的な「ドレミファソラシド」と一音ずつ上がっていく発声練習においても、それがレガートで滑らかにつないで歌うのか、スタッカートで一音ずつを明確に区切って歌うのか、という違いを意識するようにしましょう。

滑らかなメロディーを歌うときに必要な認識として、メロディーを母音(アイウエオ)の連なりと捉えるというものがあります。声を伸ばすと、母音の状態がキープされているということがわかると思います。「ナー」ならば「アー」、「ター」であっても伸ばしている時間は「アー」が発音されているということです。ですので、レガートの練習の基礎は、母音のみから始めてみるということになるでしょう。

複数の音階を、「アー」という音で、滑らかにつなぎ目がわからないように歌います。音と音の間でブレス(息継ぎ)を入れない、というのが大前提になります。発声は息を吐き出すのと同時に行われますので、息継ぎを入れてしまうと自然と、発声は途切れます。

次に子音でレガートを歌って見ましょう。息継ぎをしていないにもかかわらず、最初の音で途切れるような感じになってしまうと思います。特にカ行の音などは、喉仏のあたりを閉ざして作る音ですので、どうしても音は一度途切れることになるます。ですので、子音を発する際は、できる限り力を入れず、子音が息を止めるものではなく、息が通った子音というものを意識して発生します。力を入れれば聞き取りやすく、はっきりとした子音になるということはありません。母音のスムーズな流れの中に、方向転換のポイントのように、一瞬子音のポイントが入るようなイメージで、あくまで母音の流れる音の川を表現できるようにしましょう。

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